講演会「わたしが日本国憲法に出会ったころ」のご案内

toyama

 1953年に戸山高校を卒業された歴史学研究者・米田佐代子さんの講演会を下記の要領で開催します。主催は「戸山わくわく勉強会」。1947年から86年まで約40年間、戸山高に勤務された武藤徹先生(数学)を囲んでの集まりからスタートした市民勉強会です。どなたでも参加できる会ですので、ぜひ、戸山高からは羽ばたいていった先輩の話に耳を傾けていただければと思います。

 講師の米田さんは1958年に都立大学人文学部(史学専攻)を卒業し、『近代日本女性史(上下)』(1972年・新日本出版社=後に新書)を著すなど、主に日本近現代女性史に焦点を当てて研究をされてきました。女性の地位や働き方をめぐって、ご自身も苦労を重ね、壁を乗り越えてきた先輩です。現在は平塚らいてうの会会長、らいてうの家館長を務めています。

日時   2017年9月2日(土) 午後1時30分~5時 定員80人
会場   豊島区生活産業プラザ
    (豊島区生活産業プラザ8階・多目的ホール)池袋駅東口から徒歩7分
参加費  500円 学生・高校生無料
講演テーマ 「わたしが日本国憲法に出会ったころ」
講師   歴史学研究者・米田佐代子さん(昭28)

 日本国憲法が施行されたのはちょうど70年前の1947年5月。
 米田さんは中学生でした。そのとき、憲法をどう受け止めたのでしょうか。
 『子どものとき憲法に出会った――新制中学一期生の戦後体験』(1997年・かもがわブックレット)という本も米田さんは出しています。
 その後の人生と憲法とのかかわりは……。
 憲法を条文として読むだけではなく、その内実を、血と肉を、考える講演会となりそうです。

主催 戸山わくわく勉強会
問い合わせはメールで sukabura7@gmail.com

記 須貝道雄(昭43・戸山わくわく勉強会世話人)

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