戸山オープンカレッジ (TOC) 開催のご案内

toyama

平成29年10月4日

一般社団法人 城北会
TOC 土曜講座実行委員会

 戸山オープンカレッジ(TOC)はこれまで戸山高の元先生方が中心になって開催されてきましたが、今年から新たに城北会活動の一部に組み込まれ、「土曜講座」として再出発しています。今回(第2回)は、現在戸山会(PTA)会長の髙島賢氏を講師に迎えて、食の文化をテーマにお話をしていただきます。一昨年のミラノ万博以来、文化遺産として和食が話題になっている折、我々の食習慣を文化や食材の観点から歴史的に考察し、「情報を食べる」という切り口から我々の食の未来についても考えます。

 髙島会長ご自身の専門領域からのとっておきのお話です。OBOGとして城北会の方々からも多数受講していただきたくご案内いたします。

演題:和食の歴史秘話ヒストリア
  ー「情報を食べる」ということー
日時:平成29年10月28日(土) 14:00~16:00
会場:戸山高校第2&3講義室(校舎階)
講師 髙島 賢(たかしまさとし)氏(戸山会会長)
   元御食国若狭おばま食文化館館長
   農林水産省消費・安全局農産安全管理課審査官

講座内容
 近年、ユネスコ無形文化遺産に登録された和食。老舗料亭の料理ではなく日本人に共通する食習慣が登録されました。食のまちづくりや食育を推進する中でB-1グランプリを立ち上げた演者。江戸前寿司の起源は?新宿から始まった食の研究等々、豊富な具体事例を交えた食の歴史秘話ヒストリアを紹介。人類の欲求は、つまるところ「情報を食べる」に行き着くのではないか、情報を食べるとはどういう意味なのでしょうか。縄文時代から平成までをダイナミックに振り返った上で現在の食を概括、TOKYO2020後の食を見通し、自身の食を考えるきっかけにもなればと思います。

プロフィール
 1967年生まれ香川県出身。香川県立観音寺第一高校卒、大阪府立大学卒業、同大学大学院修了後、農林水産省入省。食糧庁、大臣官房秘書課等を経て福井県小浜市に出向。食のまちづくりや食育推進担当課長の一方、日本で唯一の食文化の公立博物館館長。同省復帰後、経営局課長補佐等を経て現職。現在は、消費・安全局で、消費安全行政に携わる一方、東京農工大で生物資源論を担当。

申込み:氏名と「城北会会員」と明記して10月14日(土)迄に城北会事務局へ
電話03(3202)3349, FAX 03(3202)3740 又はメール(johoku@toyamaob.org