戸山野球:初戦日大一高戦で敗退(寄稿) ―全国高校野球 東東京大会―

toyama

 相手は日大一高。強豪校というほどではないですが、中堅クラスの実力校。ここ2年連続で予選初戦敗退の戸山にはもともと荷が重い相手でしたが、やはり実力差を跳ね返せず、残念ながら 4:13の7回コールド負けでした。
 しかし内容はスコアの差ほどの惨敗ではありませんよ。相手の二人の投手に安打8本を浴びせました。いずれもバットを振り切ってのクリーンヒットで(2塁 打1本あり)、打線はなかなかのものです。守備がいまいちでエラー4個というのは頂けませんが、日頃狭いグラウンドで練習しているわけですから、いきなり 広い球場での試合ではどうしてもミスが出てしまうのでしょう。

boko2015-07-01

 また1塁ランナーが同じ相手左腕投手に3回も牽制アウトを喰らったのは、あまりにも不用意で戸山らしからぬボーンヘッドプレイでした。
 応援のブラスバンド部員は十数名(大多数が女子)、日大にも負けない演奏ぶりで、小生の耳にはどのパートも結構いい音を出している様に聞こえました。
 OB連中も相当来ていた様子で、応援席は小生が予想していたよりも賑わっていました(小生は一般席で観ていましたが)。
 勝てそうにないと分かっている相手に、真剣に立ち向かっていく選手達の姿に、年甲斐もなく(あるいは年取ったからこそなのかも)感動を覚えたのは、今春 アメフト部の敢闘ぶりを観たときのそれと同様でした。負け試合でしたが、母校の後輩達はしっかりやっているんだな、と今日改めて思ったことでした。
 これからも戸山が出場する他の競技にも、応援に行こうと思っています。
以上、母校愛に駆られてのご報告まで。

記 水谷健一(昭29)