合唱部がNHK音楽地区コンクールで銀賞校

 平成15年度第70回NHK全国音楽コンクール東京都コンクールが8月4日府中の森芸術劇場で行われ、母校合唱部が本線で銀賞に輝いた。
 この様子について、野川清(昭33)様から城北会に以下のメールが届きましたので、紹介いたします。


合唱部の皆さんへ            野川 清(昭33)

 NHK全国学校音楽コンクール、東京都コンクール高校の部で、銀賞受賞、おめでとうございます。

 私は、昭和33年卒業の野川という者です。もっとも、高校時代は水泳部で、合唱部ではありませんでしたが。府中の森芸術劇場は家の近くなので、コンクール開始の10時半から6時過ぎまでずっと見ていました。

  それにしても良く頑張りましたね。参加33校で金賞銀賞はたった9校しかないのだから、すごいものです。舞台に皆さんが登場したとき、お揃いの紺のベストと白のYシャツ/ブラウスは清楚で上品にみえました。おとなしくて線の細い合唱かなと思っていたら、とんでもない、出だしから張りのある、大きな、分厚い四部合唱の歌声が響き、おっこれは良いぞ、と引き込まれました。今年の課題曲は女性のパートが非常に高音で、難しかったでしょう。あれだけの高音だと、よくよく発生練習で鍛えないと、聞ける声にはならないなと思います。多くの学校が、鶏の首を絞められたような声を出していた。戸山の女生のパートは、良く高音が伸びやかに出ていて、安心して聞けました。ずいぶん練習したのでしょうね。拍手、拍手。混声四部合唱は素晴らしい。声の厚さと言うか、ボリューム感が、女性合唱に比べてはるかに優れる。戸山の場合は男性の人数の方が少し多かったのかな。それだけに、中低音が非常に安定した印象をうけました。男性部員の健闘にも大拍手をおくります。

 最後の成績発表の時、隣に座った高校の先生か合唱関係者らしい女性同士が話していたのですが、戸山銀賞の発表に「なるほどね、戸山良く頑張っていたものね」と感想を漏らしていましたよ。



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