甲子園への夢・残念・日大一に惜敗(観戦記) 戸山2−8日大一

日大一高に敗れ、戸山16強成らず

 
日大一高
都 戸 山

 両校とも今予選2勝のあとを受け、7月21日(水)猛暑の中午前江戸川区球場(地下鉄東西線西葛西駅下車徒歩5分)で4回戦が行われました。
 1点を争う好ゲームでしたが、終盤、戸山投手加藤君が連投の疲れか制球を乱し、最終回2点本塁打などで4点を失って敗れ、昭和48年夏のベスト8進出に次ぐ成績をあげることは出来ませんでした。


初回加藤が先制の左前タイムリー

1対0のスコアボードに応援団沸く

 試合は、戸山加藤君、日大一成田君の両エースの投げ合いで始まり、初回戸山は1死二塁で加藤君の左前安打で先制しましたが、日大一もすかさず2回同点に追いつきました。日大一は4回、1死後左前ヒット、遊ゴロエラーで1、2塁とし、左前安打で1点、次打者の投前バントを投手が一塁に暴投しさらに1点を挙げました。


杉田のナイススイングも追加点ならず

女性部員が活躍する戸山ブラスバンド部

 7回戸山は、四球と送りバントで1死二塁とし、巽君の左前安打で1点、2死二塁で同点が期待されましたが、3番加藤君が三振に倒れました。


力投加藤の投球フォーム

7回橋口の適時2塁打で山本ホームイン

 テンポの速い投球でストライクを先行させ、打者を討ち取るのが持ち味の加藤君でしたが、この日はボールが先行することが多く、9四死球を与え、いきおい球数も増えました。終盤セットポジションに変えたが制球は回復せず、9回初めて長打を浴び、右ホームランと2塁打などで4点を失いました。


追加点を目指す巽

最終回新井が挑むが凡退

 2、3回戦ともコールドゲームで計30得点の猛打で勝ち進んできた日大一は、18日の対都北野戦では、7、8番を除く先発メンバー7名が2安打し、2本塁打など長打8本を含む14安打をたたき出しましたが、戸山戦では10安打。 長打は9回の本塁打、2塁打各1のみでした。 戸山は左腕成田君を打ち崩せず4安打。 走者を出しても得点に結びつけられず8残塁を喫しました。 しかし8回まで日大一を向こうにまわし堂々と戦った戸山を、手強い相手だと実感したことでしょう。


戸山野球部の今年の夏は終わった

 さて、来年は今年と異なり、校庭練習も可能になります。ぜひベスト4に進出すべくみんなで戸山野球部を支援しませんか。
                                      以上


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