SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
   戸山高校、指定を5年延長される

 文部科学省は4月、平成19年度のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校として31校を決定、発表しました。内訳は、新規指定校13校、継続指定校18校で、戸山高校はこの継続指定校として選ばれました。母校は、平成16年4月初めて指定され、3年の指定期間が終わる今年3月に引き続き平成24年3月までの5年間の再指定を受けたものです。今回新たに指定を受けた13校のうち、都立高校は日比谷高校と科学技術高校です。

 母校は、平成16年度の指定後、校内に学校長直属のSSH指導委員会を設置したほか、SSH実行委員会とそれを支えるSSH事務局やSSH実行委員会を設けて、基本スケジュールと年次施策の策定、個別プログラムの立案と実行を行ってきましたが、現在は3年間の経験を踏まえて、SSH部としてこれらの業務を行っています。

 関連プログラムの内容は年々充実し、18年度は、植物・生物の観察や地質巡検などの野外実習、大学研究室、天文台など外部施設での見学や実習・実験、大学講座の聴講、戸山高生徒だけのための講演会などのほか、米ハワイでの海外セミナーを含め23のプログラムが実行されました。

 これらのプログラムのほかに、指定期間中に、パソコン制御の天体望遠鏡が天文台に据付けられるなど、ハード面での充実も進みました。図書館にはSSHコーナーが設けられ、各分野の科学関連図書・雑誌・ビデオが陳列されています。

 今回の指定延長について、母校の竹村副校長先生は、「今回の指定延長は、過去3年の活動実績もさることながら、SSH関連プログラムを通じて、生徒たちの科学関連教科に対する関心を高めたことが評価されたと考える。特にSSHクラスの生徒にとっては、指定の延長はうれしいニュースだと思う。」と話されました。

 母校のスーパーサイエンスハイスクールについては、戸山高校ホームページのトップペ−ジのSSHボタンを選択すると見ることができます。


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