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副都心線あれこれシリーズ4
 開業1年、利用客は予想の1.5倍
   〜日本経済新聞が報道〜
 6月14日に開業1周年を迎えた東京メトロ副都心線。当初はダイヤの乱れが相次ぎましたが、13日付の日本経済新聞は、同線が“快走”していると紙面の4分の1を使って報じています。1日の平均乗降客数は、池袋が4.7万人の予想が倍の9.5万人、新宿三丁目や渋谷も予想を大幅に超え1.6〜1.8倍の客が乗降しています。母校のアクセスをグンとよくしてくれた西早稲田駅の乗降客数は1.6万人の予想が1.9万人に。

 通過駅になるのではと懸念していた池袋駅周辺の商店街も、副都心線改札口の近くに
3月にオープンした商業施設「エチカ池袋」が人の流れを引きとめる助けになったようで「思い過ごしだった」と商店街関連のNPO法人の責任者も胸をなで下ろしていると同紙は報じています。

 西武池袋線と東武東上線はいずれも開業当初から副都心線に乗り入れしており、乗換えなしで新宿まで来られる便利さから、新宿三丁目に近い大型百貨店はこの地域からの客が増えたと評価しているようです。

 6月の対抗戦の好敵手新宿高校は、もともと丸の内線や都営新宿線の新宿三丁目駅から徒歩4分と抜群のアクセスの良さを誇っていましたが、これに副都心線が加わり「徒歩2分」の近さを同校ホームページでアピールしています。

 平成24年に東急東横線渋谷駅の地下化工事が完成すると、現在の副都心線渋谷駅が東横線渋谷駅にもなり、東横線の副都心線乗入れも始まると、東横線沿線の顧客が新宿方面に流れるのではないかと同紙は予想しています。
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