topbar1.gif
 副都心線あれこれシリーズ5
 来春、戸山高へのアクセスがますます便利に
    ――平成25年3月、副都心線・東横線の相互直通運転開始――
 平成20年6月東京メトロ副都心線が開通、戸山高校正門直下に「西早稲田駅」が開業し戸山高へのアクセスが極めてよくなったこと、平成24年度には東急東横線との相互乗り入れが実現する予定であることなどを、同年の城北会ホームページに連載して紹介した。

 東京メトロは平成24年7月24日、副都心線と東急東横線・横浜高速みなとみらい線の相互直通運転を平成25年3月16日(土)から開始すると発表。この相互直通運転開始により副都心線を中心として、東武東上線、西武池袋線、東急東横線、横浜高速みなとみらい線がつながり、通勤・通学や買い物・観光などがさらに便利になるとしている。
その発表の概略は以下の通り。

1 副都心線のほぼすべての列車が東横線・みなとみらい線と直通運転する。
2 平日の直通運転本数は14〜20本/時、朝は18〜20本/時とする。
3 副都心線内を急行、東横線内を特急とする速達列車を日中時間帯に15分間隔で運行し、乗り換えなしで横浜駅から新宿三丁目駅までを最短32分(420円)、池袋まで最短38分(450円)で結ばれる。
4 なお、副都心線・東横線の相互直通運転にあわせ、現在日比谷線と相互直通運転を実施している東横線の列車は渋谷方面行きとし、日比谷線は中目黒駅を始発・終着駅にする。
城北会 母校便り 副都心線 写真1
写真1 仮設通路
城北会 母校便り 副都心線 写真2
写真2 仕切り壁
城北会 母校便り 副都心線 写真3
写真3 白カーテン

 平成20年7月の城北会ホームページで、副都心線開通時渋谷駅には東急東横線乗入れ用のレールがすでに敷設され、そのレール上にはホーム間の仮設渡り通路(写真1)が設けられ、レールの横浜寄りはコンクリートの壁で仕切られていること(写真2)を報じたが、この壁は平成23年12月には取り払われ白カーテンになり(写真3)、平成24年7月1日には東急東横線乗入れ用のレールの上にあった仮設ホーム間の渡り通路も撤去され、白カーテンも撤去され直通線路工事も急ピッチで進んでいた(写真4、5)。
城北会 母校便り 副都心線 写真4
写真4 渡り通路閉鎖告
城北会 母校便り 副都心線 写真5
写真5 カーテン撤去
 また、平成23年10月11日には副都心線新宿三丁目駅を東急車輛が試験運転をしていた(写真6)。東横線代官山〜渋谷間の地下化工事もまもなく完成、直通運転車両が試運転されると思われる。

城北会 母校便り 副都心線 写真6
写真6 東急車両
 現在、小竹向原駅で西武池袋線と東武東上線の線路から副都心に乗り入れる線路と有楽町線に乗り入れる線路が平面交差のため信号待ちによる停車が多発しており、副都心線東横線直通運転が開始されるとその状態がさらに悪化することが予想されるとして、平面交差を立体交差にする工事が進められている。直通運転開始にあわせて完成するようだ。この工事完成によりダイヤは大幅増便、時間短縮が可能になる。

 以上の事柄から、副都心線東横線直通運転開始により戸山高校へのアクセスは、通学時間短縮だけでなく、直通運転本数増加で来年春以降ますます便利になることが期待できる。

 なお、平成20年副都心線開通時前後に、副都心線が戸山高校にもたらすメリットや副都心線と戸山高校の関係などについてのレポートは、城北会ホームページの「副都心線と戸山高校」欄に特集して掲載してあります。

以上

homebutton.gif
連絡・お問い合わせは城北会事務局へどうぞ。e-mail:johoku@toyamaob.org