戸山高校新聞326号(平成24年12月21日発行)によると、母校3E制作の映画「リテイク・シックスティーン」が第7回高校生映画コンクール(映画甲子園)2012自由部門で最優秀作品賞・優秀編集賞・優秀撮影賞の3つの賞を受賞したとのこと。
本作品は、昨年2012年戸山祭で上映された60分の映画を制限時間の45分に再編集し応募し、102の応募作品から見事前記の賞に輝いた。
映画甲子園は高校生が文化祭等で制作した映画や部活・個人の芸術的活動として制作した映像を対象とし、審査員(10名)の投票によって各賞が決められる。
また、この新聞には新聞部が本作品の監督、助監督にインタビューを行ったことが掲載されている。その要旨は以下の通り。
- 受賞の感想:応募数が多く、他の団体の作品の質が高く受賞は予想してなかった。嬉しい。
- 出品の意図:戸山祭では問題提起という所謂メッセージ性が評価されるが、内容だけでなく制作面での評価も知りたかったから。
- 受賞理由1:高校生らしい話の内容であり、またクラス全員で製作に取り組んだから。この映画甲子園に応募する作品は部活や同好会などのサークルのものが多く、クラスでの応募は珍しいとのことで、本作品はとにかく議論し、ぶつかりあいながら丁寧に作っていて、それが映画をみた人にも伝わったのではないか。
- 受賞理由2:撮影が難しいと言われる暗い夜道や部屋のシーンも評価された。
- 受賞理由3:60分の映画としてできあがっていた作品を45分に編集するのに苦労したが、そのおかげで内容がライトになり高評価につながったようだ。
- 来年度以降の後輩へエール:勉強や部活との両立、クラスをまとめるのは大変だったが得られたものは多かった。妥協せずに衝突しあいながら作品を作ってほしい。
なお、本作品の映像は下記ホームページ「映画甲子園2012」で閲覧できます。
http://www.smn.or.jp/eigakoushien/archive/2012/24.php
以上