第15回東京校歌祭で城北会会員と現役生徒が校歌を歌う(報告)

 恒例の東京校歌祭が今年も10月6日日比谷公会堂で開催されました。
 本校の演奏の様子は、母校の現役合唱部員も参加し、現音楽の先生がピアノ伴奏をしていることから、朝日新聞に写真付で大きく紹介されました。
 当日、兄弟、親子で参加した他校もあり、何れも伝統の校歌を歌い継ぎました。
 昭和30年代に始まった東京寮歌祭は、高齢化のため自然消滅する方向になったことから、後に継ぐものとして東京校歌祭が立川高校の呼びかけで始まり、今年で15年を迎えることができました。
 東京で始まった校歌祭は、熊本県で「ひのくに校歌祭」神奈川県では「かながわ校歌祭」として誕生しております。

 本校の参加は第1回からで、最初の頃は、校長先生、旧校長先生も多く参加されました。また、なかには戸山にくる前勤めた他校の校歌を歌った後、戸山の校歌を掛け持ちで歌った校長先生もいらっしゃいました。
 本校のように、現役とOBが一緒に校歌を歌うことは、それぞれが一つの学校の帰属意識を高め、OBにとっては青春時代に戻った瞬間でもありました。
 この校歌祭を通じていわば「校歌祭の同窓会」ができつつあります。
 なお、本校の校歌祭への参加は城北会の年中行事の一つであることを付け加えさせていただきます。

                                            記 奈須野稔久(昭27)


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