49年ぶりのクラス会 29年B組卒

                                 遠藤 秀美(昭29、B組卒)

 

 7月12日土曜日、毎日続く梅雨模様の天候の中に、この日だけ晴れ間が見えて暑い一日となりました。
 京王線「つつじヶ丘」の改札口を出たところに、一人またひとりと老年の男女が集まってきて、「お久しぶり」と挨拶を交わす。中には一瞬誰だか判らなくて、戸惑う気配も見られる。仕方がない。昭和29年3月に卒業以来、始めて会う顔もあるのだから。

 実は何故かこのクラスは卒業以来一回もクラス会を開いたことがない。それが4人の女性の奮闘によって、今回担任の梅田先生もお招きして、クラス会を開く計画が突如として持ち上がり、男性群も呼びかけ人として名を連ねる事となった訳である。市川(旧姓 等々力)玲子、今井(平部)由紀子、栗原(保田)和子、八木 伸の4氏が中心に企画し、小沼 啓男氏が事務局になって案内を送ったところ、発送数42名のうち36名から回答があり、驚くことに内27名から出席の回答が届きました。

  

 当日は「つつじヶ丘」駅の近くにこんな深山幽谷が!と思わせるような武者小路実篤記念館を散策しながら旧交を温め、場所を主会場である深大寺門前の『嶋田家』の2階に移し、親睦会が始まりました。まず、呼び掛け人の代表として横堀昭典氏の乾杯の音頭で杯を掲げ、次いで90歳とは思えぬ矍鑠とした梅田先生の訓話を静聴し、宴に突入いたしました。

 藤井寺市から遠路参加をした吉村輝男氏を皮切りに、小沼啓男氏の軽妙な司会ぶりに乗せられて出席者全員が近況を報告し、お互いの健康を称え合いました。特に神戸市から出席の宮地 英光氏からは、「関西城北会」の活動振りなども寄せられました。しばし歓談の後、名物の「深大寺そば」を賞味した後に、全員の写真を撮って、来年の50周年記念同期会での再会を約して、解散いたしました。当日の出席者は次のとおりです。(アイウエオ順・敬称略)

梅田 嵩先生、石沢春夫、市川玲子、今井貞人、今井由紀子、遠藤秀美、
大瀧徹夫、勝井洋子、川合雄二、栗原和子、小沼啓男、作道恒夫、
佐々木一郎、高木八太郎、瀧島義光、武井 功、田島 誠、田中凌三、
中川 潔、西澤英男、宮地英光、八木 伸柳井徳彦、横堀昭典、吉村輝男、 

  


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