和田元校長が都高野連会長に就任

  東京都高校野球連盟(都高野連)の会長を26年務めた岡本武男会長(85)が勇退し、後任に海城中学・高校(新宿区)校長の和田征士氏(66)が就任することが、5月22日開かれた都高野連総会で決まりました。同氏は、平成7年4月から10年3月まで、戸山高校の第22代校長を努め、その後、白梅学園高校校長を経て、平成14年4月から海城中学・高校の校長に就任されています。

 和田新会長は、「都高野連が守り続けたフェアプレーの精神を、大切に受け継いでいきたい。野球に部活動などで直接かかわるのは初めての経験だが、教員生活の中で日頃、野球部の生徒たちが懸命に努力する姿や、礼儀正しい姿に感心させられてきた。プレーだけでなく、そうした生活面も大切にして夏に向けて地道な努力を積みかさねていって欲しい」と話しています。(5月23日付朝日新聞)

 今夏開催される第86回全国高校野球選手権大会の東京都の代表を決める東・西東京大会は、6月19日組合わせ抽選、7月10日に開会式を行い、都予選の火ぶたが切られます。この開会式(閉会式も)で和田新会長が挨拶する予定になっています。
 今年の出場予定校は、東が144校、西が120校で、戸山高校は東大会に出場します。
 岡本前会長は、都立国立高校校長から高野連会長に就任され、その2年後に、国立高校が都立高初の甲子園出場を果たし、会長として教え子たちに優勝旗を手渡しました。 
 母校戸山の都予選戦績は、昭和47年の日大三高を破ってベスト8が最高で、ここ数年は、予選の早い段階での敗退が続いていますが、和田会長から直接優勝旗を受け取るチャンスが来るかどうか、戸山野球部の奮起を期待したいものです。


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