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卒業後初めての1年C組(昭28卒)クラス会

                                   守川 一治(昭28)

 戸山高昭和28年卒の同期会として「二八会」なるものが存在しています。私は特別な用事のない限り必ず出席しています。

 ところで、昭和25年戸山高校入学の我々は、あの戦後生まれの学校制度「六・三・三制」の栄えある第一期生である。戦後の混乱期に小学校を卒業し、当時桜木町で炎上した粗製の63型電車に例えられての「六三(三)」制批判の中、その試金石としての「新制中学」に進み、そして3年後、学区制に縛られてではあったものの、憧れの、希望の「新制高校」へと進学したのであった。私の場合、それが「戸山高校」であり、故杉浦久男先生率いる「1年C組」だったのである。中学までは地元という井戸の中に居た者が、幾分の不安を抱きつつも大きな期待を持って飛び込んだ新しい世界、新たな仲間と泣いたり笑ったり、時にはそんな事では東大に行けないよ、なんて言われながら、新しい日本を背負うべく成長して行ったのであった。

 てな訳で、私が二八会に顔を出して来たのは、私にとっては最初の世間様であった1Cの面々に再会するという目的があっての事でした。なのに出て来る1Cの人は大体に於て同じ顔です。これじゃあ面白くない、誰か1Cクラス会を企ててみてくれないかな、と思いつつ出席していましたが中々その気配がありません。到頭しびれを来たして昨年(平20)の集まりの時、私がその言い出しっぺになってしまったのです。居合わせた久保・小宮・椎名・古川・高木の5氏を引っ張り込み、6人で初の昭和25年入学1Cクラス会開催の計画を進めて行ったのでした。

 かくして目出度く平成21年6月13日(土)、東京日本橋の「砂場」にて、戸山高校昭和25年入学1年C組クラス会が、59年目にして初めて開催されたのです。出席者は男子13名女子6名計19名でした。

 1Cの皆さん、又会えるかナ? お互いこれからも大いに人生を楽しみましょう。

 写真は青木修身氏の協力によるものです。

当日の出席者(敬称略)
 青木修身 石川兪一 小野田吉孝 亙林弘定 久保治行 小宮和夫 椎名國雄 平 弘明
 玉岡 謙 古川晶久 松本 茂 守川一治 安井弘昌 嶋田千江子 高木かつ代 中川啓子
 永尾規久 橋本千枝 松井幸子
城北会 会員便り 1年C組(昭28卒)クラス会
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