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 新聞部OBOG会がなごやかに開催される(報告)

 戸山高校新聞部OBOG会が、今年も平成23年10月22日土曜日午後1時から3時半まで、霞ヶ関法曹会館で盛大に開催された。

 出席者は、昭和29年卒の76歳から昭和45年卒の60歳までの中高年25名、男性23名、女性2名で、女性の参加が少ない年となってしまった。最年長の庄内さん(昭29)の乾杯でスタート。食事を楽しみながら、お酒もすすみ、出席者全員が2分間スピーチで新聞部時代の思い出や近況メッセージを真面目に発表、最後の記念撮影まで、賑やかでなごやかな会となった。出席者の年齢構成でも分かるとおり、このOBOG会は、「定年になったら、懐かしい高校時代の部活のメンバーで集まろうじゃないか」というコンセプトで10数年前から始められたらしく、毎年還暦を迎えるメンバーに声をかけて1年ずつ参加者を拡大しながら継続してきた。そのため、還暦になるまで新聞部卒業生にもその存在を知られていない秘密結社(?)のような会なのである。
城北会 会員便り 写真
 この会の特徴の一つは欠席者からも近況報告を寄せていただき、新聞部らしくそれを幹事が編集して印刷し、冊子として全員に配付していることだろう。今年は、3月11日の大震災に触れて、現代日本のあり方を考える方もあれば、ご親戚を亡くされた方、同期の仲間と原発勉強会を始めたという方、行き来を繰り返すうち、すっかり東北弁になりましたという方、被災地復興ボランティアを体験された方など、戦後最大といわれる災害と復興について改めて考える契機となった。

 特徴の第二は仕事や社会貢献活動、スポーツ、旅行など、元気いっぱいの人の多いことである。現役を退き、第2の仕事をスタートさせた方やネパールやガーナに赴任した方など仕事のお話も多様なら、社会貢献活動では福祉囲碁の取り組み、美術館・博物館のボランティア、裁判闘争、完全無農薬のお米づくり、そして、戸山高校城北会の活動まで、これまた幅広い。趣味では山登り、マラソン大会への参加、俳句と落語、シルクロード遠征と楽しいお話が満載である。還暦までの職業や肩書きは関係ない。集えば部活の先輩後輩だけの関係で、思い出話が尽きない、そんな会である。

 閉会時、来年度幹事は元木さん(昭45)、平成24年10月13日土曜日に、同じ法曹会館で開催されることが決定した。これまでのメンバーの皆様、どうぞ一年間、お体をお大事に過ごされ、来年もお元気でご参加ください。そして、来年還暦を迎える昭和46年卒の皆様、秘密結社(?)へのご入会、どうぞよろしくお願いいたします。

                         記  平成23年度幹事 萩原まき子(昭44)
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