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第十一回関西城北会(報告)

                                     森 昊一郎(昭33)

 会員の皆様には益々ご健勝で日々ご活躍のこととお慶び申し上げます。
 さて、第十一回関西城北会懇親総会は5月26日(日)10時40分から津村幹事(昭53)と雨堤幹事(昭63)の司会進行により、ホテルグランヴィア大阪で開催されました。

   関西城北会 写真1  関西城北会 写真2

 当日は南会長(昭37)の開会の挨拶に続き、森幹事長(昭33)からは、総会の出欠状況の報告と、次の議案の説明がありました。                            
 (1)健康上の理由で、寺澤会計監査が辞任され、後任の会計監査担当に星野幹事を、会計の実務担当に吉村幹事を幹事会から推薦したこと、又、熊谷前幹事長も幹事辞任の申し出があったこと、
 (2)吉村幹事(昭29)より平成23・24年度の決算説明、(3)八木幹事(昭27)より会則一部改定の説明、(4)津村幹事より次期運営幹事メンバ-の説明があり、これら(1)〜(4)がすべて総会で承認されました。

関西城北会 写真3 関西城北会 写真4

 今回は、東京大学理学部教授の岩上直幹氏(昭44)より「金星探査機あかつき」の講演を拝聴いたしました。既報の通り、「あかつき」は2010年5月に打ち上げに成功したものの、同年12月には残念ながら金星への軌道投入は出来なかった。しかし、2015年末には、姿勢制御用のエンジンを使って軌道投入への再挑戦をめざす。
 以下、@〜Dの謎の原因と究明に、取り組んでいる実態を説明して頂きました。(1)大きな謎として金星だけが自転方向が他の惑星と違うこと、(2)地球と大気の温度と気圧が異なること(地球:15度、1気圧 金星:470度、90気圧)、(3)金星はぶあつい雲に覆われていること、(4)何故自転速度よりはるかに速い大気の速度が発生するのか(地球:30M毎秒、金星:100M毎秒)、(5)地球には磁場があるが、金星には磁場がないのか、等々であり、これらの難問を解決するため、金星探査計画が立ち上がるまでの経緯等、興味深い内容の講演でした。今後、このプロジェクトより気候変動の手掛かりが得られることを期待しています。
        関西城北会 写真5
 写真撮影の後、懇親会に移り城北会本部より来られた多賀副会長(昭34)と船曳事務局長(昭32)のご挨拶と城北会の近況についての報告がありました。

           関西城北会 写真6

 今回、新規会員の出席は、増本純也さん(昭60)と佐藤 徹さん(昭62)、井坂信彦さん(みんなの党衆議院議員)(平4)の三人でしたが、東京から来られた、古川定昭さん(昭33)、深井奨学財団事務局長の庄内正文さん(昭29)と、関西城北会会員の浦上忠文さん(神戸市議会議員)(昭40)、一松睦子さん(昭32)、荒木 里さん(昭36)、後尾能子さん(昭43)の方々に近況報告を含むスピーチをしていただきました。

         関西城北会 写真7
 ホテル側の配慮で出された冷製、温製料理も多岐にわたり、3時間半の時間は瞬く間でした。 
 最後に堀幹事の発声で四中・戸山校歌を斉唱し、次の総会(平成27年)での再会を約してお開きとなりました。

関西城北会 写真8

 次期は、引続き以下の役員が担当する予定です。

会長:南 隆明(昭37) 幹事長:森 昊一郎(昭33) 副幹事長:浜中 恵子(昭35)
会計幹事:星野 正和(昭42)、吉村 輝男(昭29)
幹事:八木 保(昭27)、宮地 英光(昭29)、一松 睦子(昭32)、森田 恒之(昭32)、堀 利雄(昭35)、道家 駿太郎(昭36)、荒木 里(昭36)、松井 春雄(昭41)、小嶋 良一(昭42)、末広 亨(昭53)、
津村 和伸(昭53)、北川 恵理(昭62)、三浦 正彰 (昭62)、雨堤 泉(昭63)

 今年の参加者は38名でしたが、次回は参加者が更に増えるよう希望しております。
 尚、今回東北支援の義援金にご協力して下さった皆様に御礼申し上げます。お陰様で38,230円集まりました。本当に有難うございました。                  
                                               以上
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連絡・お問い合わせは城北会事務局へどうぞ。e-mail:johoku@toyamaob.org