第86回全国高校野球選手権東・西東京大会は、7月10日(土)、合同開会式が神宮球場で行われ、予選の火蓋が切られました。 2回戦から出場する戸山高校は、13日(火)神宮第二球場で大森工業高校と対戦、5−2で勝ち3回戦に進出しました。
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大森工 |
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戸 山 |
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X |
5 |
試合は、先の新宿戦で好投した加藤投手が、ストライクが先行するテンポの速い投球で、相手打線を2点に抑え、7回途中ライトからマウンドに上がった河原君がきっちりと締めくくり、快勝しました。
初回、戸山は大森・斎藤投手の立ち上がりを捉え、ヒットと好走塁で3点を取り先行。
加藤投手は速球と変化球を巧みに配して、3回1点を返し1死二.三塁と攻め寄る大森の4,5番打者を連続三振に仕留め、5回表も1死一、三塁から4、5番を凡打に討ち取りました。 6回表四球とヒットで2死一、三塁の場面も、1塁手左を抜いたゴロを、セカンド古山君がカバーに入った加藤投手に好送球しアウト、ピンチを脱しました。
快投先発加藤と福井のバッテリー |
トップバッター橋口の打撃 |
9回表1死、健闘するリリーフ河原をバックアップするナイン |
ゲームセット、喜びを分かつチームメイトたち |
戸山は6回裏、加藤君が左越えに2塁打。 送りバントで1死三塁のあと、5番杉田君のスクイズで加藤君が生還。 新井君のセンターへの2塁打を大森工が球処理でもたつく間に杉田君がホームイン。
7回表2死四球で無死1、2塁のあと、相手4番の投ゴロを2塁に悪送球し1点を与えました。 ここでやや疲れの見えた加藤君をライトの川原君が救援、1死後2塁ランナーの3盗を封じ後続を断ちました。 戸山は、大森より2本少ない6安打でしたが、効率的に得点に結びつけ、危なげなく勝ちました。 大森は、8安打を放ちながら、戸山2投手に抑えられ適時打が出ず、12残塁を喫したことが明暗を分けました。
試合終了のあいさつ、勝ったチームは整列も速くてきれい
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ベンチ前で応援団に笑顔を見せるナインたち |
スタンドでは、ベンチ入りしなかった野球部員の応援に、在校生、OB、家族などが加わって盛んな声援を送り、選手たちを激励しました。
18日(日)駒沢球場で行われる3回戦の相手は、15日に行われる順天と都青井の勝者です。