新装戸山高校第3回 体育館・挌技棟・プール

 今回は、新たに建設された体育館を中心に、今次改装に合わせて外観の化粧直しだけを行なった挌技棟とプールについてお知らせしましょう。

 体育館

 昭和32年建設の旧体育館を取り壊し、位置を移動して新築された体育館は、間口28.7m、奥行45m、高さ13m、総面積1,291.5平方メートル (約390坪)。グランドと挌技棟の間にあり、アリーナ、ステージと各種の部屋から成り立っています。       校舎棟2Fから体育館の2Fに通ずる渡り廊下がありますが、体育館への入場は1F北側の出入口を使うことになっています。


校庭からみた体育館

体育館内全景

体育館での授業の様子

バスケットや体操競技用の吊り道具

アリーナ:競技が行なわれるアリーナは、33m x 26mの全床面にフローリングボードが敷き詰められており、球技(バスケット、バレー、バドミントン)や体操が出来るように設計されています。同時に使用できるコート数は、
     メイン・バスケットボール・コート(28m x 15m)  1面
     ミニ・バスケットボール・コート(24m x 14m)   2面
     メイン・バレーボール・コート(18m x 9m)     1面
     サブ・バレーボール・コート(18m x 9m)      2面
     バドミントン・コート(13.4m x 6.1m)       6面
各コートのスペースは、球技別に白・赤・緑・青・黄色の50mm幅のラインで表示されています。球技や体操の鉄棒・つり輪・段違い平行棒)で使用する各種用具を固定するための金具は、天井に取り付けるか、床面に埋め込まれています。
アリーナは、スポーツのほかに、入学式、卒業式、学校説明会や戸山祭での音楽演奏会、演劇公演にも使われています。


広いステージ

ステージ袖から見たステージ全景
ステージ:幅15.6m、奥行6mのステージの高さは床面から1m。ステージの上方には、照明装置のほか、各種の幕やスクリーンが、アリーナ側からステージ奥に向かって次のように設置されています:
    @水引幕 A引割緞帳 B文字幕1 C袖幕 D中割幕 E文字幕2
 Fスクリーン G美術バトン Hバック幕 I巻取ホリゾン幕

ステージ袖に常備されているピアノ

ステージ天井の吊り幕類

楽屋など:ステージ両袖にはそれぞれ楽屋が、2Fには、ステージ上手(アリーナから見て向かって右)には放送室、下手(同左)には機材置場があります。
アリーナの両サイドにあるギャラリー(2F)からは立ち見で競技が観覧できます。グランドに面した体育館東側1Fには器具庫3室と倉庫2室が、2Fには体育教官室があり、教官執務室のほか、コンピュータ室、更衣室、給湯室などが配置されています。

 ちなみに、旧体育館が完成した翌昭和33年、東京で開催された第3回アジア競技大会 バドミントン会場として母校体育館が使用され、アジア各国の代表が熱戦を繰り広げ、 試合最終日には皇太子殿下(当時・現天皇)がご来臨になったことは、当時を知る生徒、教職員、卒業生にとって忘れられない思い出になっています。


ステージ左上方の校歌レリーフ

体育館隣接に格技棟全景


 挌技棟とプール

 母校の十数年来の懸案であった第二体育館は、昭和60年8月プール付き挌技棟として完成したものですが、今回の校舎改装に伴ない19年ぶりに外壁が再塗装され外観が一新しました。同時に、体育館と挌技棟の2Fを結ぶ渡り廊下が新設されました。
 内部は従来通りで、主なものは次の通りです:
   剣道場(2F吹き抜け・390平方メートル)
   柔道場(2F吹き抜け・240平方メートル)
   水泳プール(屋上) 25m x 18m(9レーン)
更衣室・シャワールームなどは、男子用は1F、女子用は2Fにあり、女子は校舎棟2F渡り廊下から体育館外廊下を経て新設の渡り廊下から挌技棟2Fに入れますが、男子は校舎渡り廊下から1Fに下り、挌技棟1Fアプローチから入場します。

                                      以上


格技棟内柔道場(奥に畳)

隣の都営アパートから見た格技棟と体育館


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