日本経済新聞は5月20日(金)夕刊に”名門都立高復活に手応え 「重点校」大学合格率アップ”と題する記事を掲載、進学指導重点校に平成13年に先行指定された戸山、日比谷、西、八王子東の4校につき、都が「国公立難関大学」とする東京、東京工業、一橋、京都の4大学と国公立医学部医学科の現役合格者数を、2000〜04年度の平均と05年度の棒グラフとともに紹介しました。
都教育庁がこの4月にまとめた報告書に基づくこの記事は、「国公立難関大学」の現役合格者数は、昨年度までの5年間の平均60.6人から86人に増えており、「かつてない成果を着実に上げつつあり・・・」と評価しています。ただ、棒グラフを見る限り、戸山は他の3校と異なり、7.5人から4人に低位減少しており、「数学の力不足が要因」として、他の指定校に比べて少なかった数学の時間数を今年度から増やすことを決めたと、佐藤校長の談話を載せています。
この記事と棒グラフを見ると、母校については指定校としての成果が上がっていないように理解されかねないので、戸山生の奮闘ぶりを知るよすがとするため、この5年間の母校の大学合格者数(現役のみ)をここに掲げます:
現役合格者数推移