第1回海外サイエンスセミナー 
    アメリカで開催、生徒26名が参加

 スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)に平成16年度から指定されている本校が、今年3月、第1回海外サイエンスセミナーを実施しました。佐藤前校長が発行する学校通信第7号(2006年3月31日付)から抜粋してお知らせします。

 海外サイエンスセミナーの第1回は、3月18日から25日にかけて、生徒26名に教員2名が同行して、アメリカ・アリゾナ州の国立公園地域とカリフォルニア州サンフランシスコ郊外のシリコン・バレーやスタンフォード大学を見学地として実施されました。

 アリゾナでは、3月にしては珍しい大雪に見舞われるなど天候には恵まれませんでしたが、グランドキャニオンの景観に感動したり、そこに生活する地質学者のマクガイアーさんの英語による説明を、生徒たちはよく聴いていました。

 スタンフォード大学では、本校の先輩で、量子工学・量子情報処理研究の世界的権威である山本喜久教授(05年紫綬褒章受賞・昭44卒)の研究室を訪問し、講義を聴講したり、実験装置を見学させてもらいました。また、山本先生の研究室の日本人留学生に構内を案内してもらい、アメリカの大学での勉強について話を聴きました。

 シリコン・バレーでは、サンタクララのサンマイクロシステムズ社を見学し、同社の三次元デスクトップ環境の開発に当たっている川原英哉研究員(本校の情報教育アドバイザー柳沢氏の知人で都立高校出身)から、研究のテーマにつき話を聴きました。

 参加者は、新学期の早い時期に校内で報告会を実施します。

 第2回は、本年8月下旬、ハワイのオアフ島とハワイ島で実施する計画で、本校卒業生から、すばる天文台やハワイ大学の見学につき協力を仰ぐ予定です。


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