開業まであと2ヶ月。ホーム、改札階、地上への出口4ヶ所とそれをつなぐ エレベーター、エスカレーターと階段設置工事が開業を目指してフル回転で続けられて います。3月26日、東京メトロ早稲田工事事務所のご好意で再訪問しました。写真と ともに以下ご報告します。
★地上出入口〜改札階
地上出入口・改札階間の通行は、出入口により設置設備が異なります。(図1)
地上出入口・改札階間の通行は、出入口により設置設備が異なります。(図1)
障害者センター正門脇出入口:エレベーター2基のみ。エスカレーターと階段はありません。ここは同センターに通う人たちのための出入口であることが、 うかがわれます。
(写真1)
早大理工学部側の出口:エスカレーターと階段。明治通りと大学構内いずれにも 出られます。(写真2)
オリンピックビル隣の東京メトロ西早稲田技術区ビル(仮称)の出口:エレベーター、エスカレーター、階段。
(写真3)
コンビニLAWSON隣出口:エスカレーターと階段。
★改札階とホーム間の通行にはエスカレーターと階段が2ヶ所設置されます。(写真4)
エレベーターもホーム両端に各1基据付けられます。
エレベーターもホーム両端に各1基据付けられます。
一方、副都心線用新型電車の試運転は3月18日以来、渋谷・池袋間の開業予定区間で着々と進められています。この電車はルーフと車体中央にブラウン基調にしたストライプが入った新型です。昨年来、東武東上線、西武池袋線から地下鉄有楽町線の小竹向原〜新線池袋までこの新型車でも営業運転されています。この「新線池袋」駅は副都心線開業後には池袋と呼ばれ、丸ノ内線池袋駅とは連絡通路で結ばれます。
東京メトロのホームページによると、副都心線工事の着工は、2001年6月15日。
丸7年で開業することになります。新規開業する駅は、
雑司が谷―西早稲田―東新宿―新宿三丁目―北参道―明治神宮前―渋谷
池袋・渋谷間は8.9km、所要時間は16分。西早稲田までは渋谷から11分、池袋からは5分。新宿三丁目だけに停まる急行なら渋谷・池袋間は11分。運転間隔は朝の混雑時17本/時。平均3分半間隔。西武池袋線・東武東上線ともに、副都心線開業に合わせて時刻表を改訂する予定です。
副都心線についてもっと知りたい方は、東京メトロのホームページをご覧ください:
http://www.tokyometro.jp/fukutoshin/
写真5 内装もほぼ仕上がった西早稲田駅ホーム
写真6 西早稲田から雑司が谷に向けて下降し東西線と神田川の下をくぐる。
写真7 東新宿、新宿三丁目、明治神宮前で地下鉄線の乗り換えできるほか、 雑司が谷で下車すると都電荒川線に「鬼子母神前」停留所で乗り継げる。