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都教育委員全員が母校を視察
  内館牧子委員が"フォーマル意識を叩き込め"
  週刊朝日誌コラムでも熱弁
 東京都教育委員会の木村孟教育委員長初め4人の教育委員が、10月29日戸山高校に来校、視察されたことは、母校ホームページに掲載された内田校長先生の「戸山ホットライン(校長通信)10月号(2)」にくわしく紹介されていますが、週刊朝日12月4日号で、当の教育委員の一人である内館牧子氏が、連載コラム「暖簾にひじ鉄」で、戸山高校の「重点目標と方策」6項目のうちのひとつに膝を打ち、内田校長の方に身を乗り出したと書いています。

城北会 母校便り 週刊朝日誌コラム
 それは「儀式的行事等におけるフォーマルな意識を身につける」という項目です。内館
氏は「これはものすごく大切です。頭がいい上に、この意識を身につけたなら、戸山出身者は鬼に金棒です。先生、フォーマルな意識を叩き込んでください」という激しい言葉は内田校長をいささか驚かせたそうですが、英国生活経験者の木村委員長が「確かに、この意識は最近の日本人に最も欠けているひとつです。英国では何かの場に出る時は、日常とは違えてみごとにビシッと正しますからね」と説得力のある発言が出たことを紹介しています。

 このあと、日本人のフォーマル意識の乱れにつき数々の例を挙げて、きびしく糾弾しています。例えば、名古屋場所でクールビズだらけの服装で内閣総理大臣杯を授与した内閣官房副長官、謹慎や出場停止を命じられた後、黒紋付でなく色紋付で公の場で謝罪した力士など。服装だけでなく言葉遣いや態度など、日常とは違う場でのあり方を、子に教えないばかりか自分自身も知らない大人達に慨嘆しています。

 そして、「都立戸山高校の教育方針に、拍手を送りたい」と最後を結んでいます。
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