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母校総合的な学習時間(授業)で昭46卒業生が熱弁
 平成23年7月12日に母校2学年全員(326名、内、男子175名、女子151名)を対象にした授業「総合的な学習時間」があった。
 授業の目的は、社会で活躍する先輩達との座談会を通して、将来の進路目標を立て考えること、また3年次科目選択をひかえてアドバイスをもらうとともに、進路を考える機会とすることである。
教室全体風景

 今回は学校の要請を城北会が受けて、懇親総会当番年次である昭46卒の加藤正樹氏がまとめ役になり、同期生計9名が講師を引き受けた。各講師は60分授業を2回ずつ行った。すなわち、生徒は予め配られた先輩のプロフィールにより2人の講師を選び、20〜40人のグループに分かれてそれぞれが教室で話を聴いた。 

講師と演題は以下の通り

阿部康行  戸山高校から総合商社へ
朝日康之  ビジネスコミュニケーションの実際
原田順和  小児心臓外科とともに
佐藤久美子 脳科学研究所言語情報研究センターの仕事
苅田朝子  企業の社会的責任とは
鷲頭みち  知的障害者への支援について
三輪一雄  都市計画に関して
大津留修  科学捜査に関して
加藤正樹  企業とブランド戦略

講演講演2講演3

講演4講演5講演6

講演7講演8講演9

戸山高校大橋志津江先生のはなし

 「忙しいところ沢山の先輩が講師になっていただきありがとうございました。生徒にとってとてもいい座談会になりました。座談会の目的を十分に達成できました。」

以下、講師に対する生徒の感想まとめです。
戸山座談会7月12日 生徒の感想より(戸山高校大橋先生からの情報)

1.阿部 康行さん【戸山高校から総合商社へ】
・人生においての選択をどうすればよいか、かなり参考になった。今だけを見るのではなく、何十年も先のスパンで、世の中がどう動いているのか見極めなければいけないと思った。

2.朝日 康之さん【ビジネスコミュニケーションの実際】
・大人で勉強ができても人とのコミュニケーションが苦手な人もいる。社会において必要とされるコミュニケーション力を鍛えるためには、しっかり相手のことを考えてわかりやすく話すことが必要であることを学んだ。

3.原田 順和さん【小児心臓外科とともに】
・「子供には未来があるから助けがいがある。」というお話をうかがって、とても納得した。人を助けるということには、大人も子供も変わらないが、子供を助けることには医者の魅力が最大限に出ている気がした。

4.佐藤 久美子さん【脳科学研究所言語情報研究センターの仕事】
・それぞれの分野での学習を独立させて考えていくのではなく、自分なりにリンクさせることができたら、深い理解が得られるのだと思った。自分の好きなことが見つけられるようになりたい。

5.苅田 朝子さん【企業の社会的責任(CSR)とは】
・会社は利益追求ばかりと思っていたので、企業の社会的責任の具体的な話を始めて聞いて、驚きの連続でした。現代は、仕事ができる専門的な知識があるだけでなく、他のことも大事になってきているのだなと改めて感じました。

6.鷲頭 みちさん【知的障害者への支援について】
・障害者だから・・・というのではなくて、みんなが普通に暮らしていけるようにすることが大切だと思います。「能力」ではなく「生きていること」を大切にできる価値観になるというのがすごいと思いました。よい話が聞けてよかったです。

7.三輪 一雄さん【都市計画に関して】
・今思い描いている進路と実際に就く職業は違う人も多いが、「自分の前にあるものに誠実に取り組むとよい」という言葉が心に残った。そうすれば、どんな道に進んでも自分に誇りを持てるのだと思う。僕も自分の前にあるものに誠実に取り組もうと思う。

8.大津留 修さん【科学捜査に関して】
・科学警察研究所というのは、理工分野のみだと思っていましたが、ほぼすべての学問に渡ることがわかり驚きました。日頃関わりがあるようで分からない仕事だったので、参考になりました。

9.加藤 正樹さん【企業とブランド戦略】
・企業において重要なことが分かった。企業のブランドを守る頑張りはすごいと思った。一人一人がしっかりしてこそ会社が成り立つのだと改めて思った。現代社会が求める人物像など伺えてよかった。

                                                 以上
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