神様に見放されたような戸山野球(東東京大会)観戦記
平成25年7月11日、第95回全国高校野球大会東東京大会の戸山初戦。相手は都淵江。球場は江戸川区球場。スコアをつけるボールペンのインクが流れでるほどの超猛暑。
球場
試合前あいさつ
1時間半も試合開始が遅れたが、その前の試合が見る人には見応え満点の試合。5点差を最終回に跳ね返す6点奪取の芝高の逆転サヨナラで大東大一高をやっつけたからでした。昨年戸山が都松原に逆転サヨナラで勝った試合の再現みたいでした。だから、高校野球はタマラナイと思った。
戸山投手初球
セカンドゴロで初回ゼロ封
試合開始前の練習では、対戦相手の淵江と比べ、選手数は戸山が多く、戸山の動作は機敏で、キャッチボールの球速、遠投力、正確性などを見て、「これは戸山の楽勝だ」と思えた。
唯一の得点打
最終打者
しかし、試合がはじまると、戸山は淵江にまったくいいところなくコールドの敗戦となった。野球の神様から見放され、運もなく実力が発揮できなかったようだった。せっかくの戸山応援のうちわ、タオル、横断幕が悲しそうに見えた試合だった。
ゲームセット
スコア
試合は、2回の攻防が戸山つまづきのはじまりだった。淵江は2死から四球の走者が次打者の3塁打(平凡なレフトフライに見えたが)で先制されてしまったのに対し、戸山は無死四球の走者が牽制球でタッチアウト。これで、完全に淵江ペースになってしまった。
終了後ミーティング
タオルにうちわ
目に見えない敗因は、ほかにもあったような気がした。たとえば、応援団は双方とも100人程度だが、女生徒の声援が大きい淵江はこの大声で選手がハッスル、9本もの長短打がとびだした。また、淵江ブラスバンドも結構な響きで淵江選手を後押ししていた。
翌日の朝日新聞
なお、淵江の次の足立西戦では、残念ながらコールドで敗退。
以上