城北会の皆さまへ
TOC(戸山・オープン・カレッジ)
アラブの春から始まり、民主化要求デモから2年経ち出口が見えないシリア紛争に心を痛め、国際社会での平和的解決を希求するばかりです。
イスラームについて関心と理解を深め、国際平和の実現に向けての何かしらの貢献や、また、国際社会で行動するときの教養・素養を高めておくことは、大切なことと捉えています。
この度、イスラームについて極めて造詣の深い、湯川 武氏(昭35)が、ご多忙のところ、公開講座の講師になっていただけることになり、下記の講座を開講できることになりました。
多数の方々のご受講をいただきたくご案内いたします。
公開講座のご案内
演題 現状の中東の状況とイスラーム
日時 平成25年6月15日(土)14:00〜16:00
会場 戸山高校 物理講義室(校舎4階)
講師 湯川 武氏(戸山高 昭35卒)
(早稲田大学教授
慶應義塾大学名誉教授)
講座要旨
2012年春のいわゆる「アラブの春」以来、その出発点であるエジプトやチェニジアの政治的社会的混乱、ますます悪化するシリア情勢、こじれるイランの核開発問題、まったく進展しないどころ後退するばかりのパレスチナ問題など、混沌とした状況が続いている。このこととイスラームはどんな関係があるのだろうか。
単純な因果関係では決して説明できないことであるが、できるだけ簡明に現状のイスラームの役割を考えてみたい。
講師略歴
1960年 戸山高等学校卒業
2007年 同大学退職、慶應義塾大学名誉教授
2007年〜12年 早稲田大学イスラーム地域研究機構教授
慶應義塾大学経済学部・文学部を経て同大学文学研究科修士課程修了その後、エジプト、カイロ・アメリカ大学次いで、米国・プリンストン大学に留学
1973年 慶応義塾大学助手に就職、助教授・教授を経て、2007年 同大学退職、慶應義塾大学名誉教授
2007年〜12年 早稲田大学イスラーム地域研究機構教授
・申込方法:卒年明記して、電話、メール、FAXのいずれかで城北会事務局宛に
・申込〆切日:平成25年6月10日(月)
・受講料:無料
・問合先:城北会事務局長 船曳茂彦