古希を迎え同期会・昭和29年卒

 戦後の新制2期生となる昭和29年卒が、9月30日午後2時から新宿の京王プラザホテルで同期会を開きました。90人を超える男女同期生が集まり半世紀前の高校の懐旧談や初老に入ったそれぞれの現況などを語りあったり、同期の小杉隆君(当日、欠席)も当選した3週間前の総選挙や「小泉政治」についての賛否、若年世代に対する願望や批判など、会場のあちこちで盛んな談論談笑があり、2時間余りはあっという間に過ぎました。今年、古希を迎えている年代で、健康上の理由で飲食を慎んでいる人もかなりいましたが、飲み物・食べ物の消費量はたいへんなもので、「若さ」溢れる集まりでした。こんな句が山地善郎君の添削を得て伊藤良彦君から生まれました。

  「天高(てんたか)し 古稀揃(こきそろ)いたる 同期会(どうきかい)」 

 昭和29年卒同期会は、昨年、卒業50周年記念で新築の戸山高校講堂に掲げる校歌の額を贈る寄金活動をし、9月17日に集まりを持ちました。その時の幹事の反省会で「これからの一年一年は大事になるし、寄金が少し余ったから、毎年、集まりを持とう」ということになり、3年時のA組とE組が当番となって今回の集まりとなったものです。会の終わりには、次回当番となるB組とF組の代表が「来年もぜひみんな出てきて!」と呼びかけました。
 後から判ったのですが、この日の朝、当時、男子にも「おばちゃん」の愛称で親しまれた戸山高校最初の女性教諭・和田先生が90歳の生涯を静かに閉じられました。
                                     (吉沢弘久)




乾杯音頭(庄内会長)


吉澤君挨拶


中村君挨拶


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