昭和45年卒同期会報告

 平成9年に同期会を毎年開くことにしてから、今回は記念すべき第10回の開催となりました。開催日時は、城北会総会に合わせて、7月8日(土)の午後5時からとし、会場は新宿センタービル53階の東天紅です。総会を終えて駆けつけた同期も含め、総勢47名が出席して、盛会となりました。

 司会役の木全君からまず指名されたのは、鞆田幹事長。昨年、同期会3次会にて自ら次期幹事長を申し出て感動を呼んだ鞆田君のあいさつで、会はスタートしました。続いて、家幹事から城北会と本同期会の状況報告がありました。「昭和45年卒同期会および城北会の現状と課題」と題したA4版4ページの資料が配布され、同期会に対する家君の熱意が直接伝わってきました。同期の名簿情報を収集中、城北会の年会費にご協力を、そして、2010年の城北会懇親総会は我々同期が総幹事となるのでご協力を、が報告の骨子です。

 安原君の発声による乾杯の後は、美味しい料理と飲み物で、ご機嫌な会話が始まりました。10名弱ずつの丸テーブルへの着席位置はクジで決められ、ランダム配置です。高校時代と殆ど変わらない顔からどう見ても別人まで、36年の時の流れの産物が隣同士となりましたが、お酒と会話が進む中で戸山時代の仲間がよみ返ってきました。

 いよいよ会も盛り上がり、木全司会役に誘導されて、次々に近況報告や思い出話となりました。渋谷を町ごと大学にする話、中国で何百人もの社員さんを束ねている話、防衛庁時代の経験を生かした大学運営の話、等々。55歳の同期はまだまだ元気です。陸上部の練習では野球部の球を絶妙に避けつつ走っていた(?)けどそれでも結構強かった話、腕前を上げてきた現在のブラバン部員は創部20数年と言っていて我々の時代まで遡ってくれないこと(!)など、知っていましたか。国語でお世話になった森田穣二先生も、城北会総会の後、当同期会に合流してくださいました。
思い出話と近況報告とが、酔った頭の中で混乱し始めてきた頃、「養蚕」こと岡田君の中締めで、同期会1次会、つまり前半(!)は、お開きとなりました。その後は、昨年参加した同期にとっては十二分に予測できた流れとなり、大多数の参加者はタクシーに分乗して赤坂「エルカミーノ」へ移動し、後半(!)に突入しました。ここは古典ギター部のOBである坪井君が現在の音楽活動拠点としているライブハウス。同君は、昨年度の同期会報告にあった通り、今ではすっかり「エレキオヤジ」と化しています。

 昨年に引き続き登場した家君が「アルハンブラの思い出」を奏でた後は、「テケテケテケテケ・・」の世界です。マスターと坪井君達のエレキバンドであるジンライムのベンチャーズをはじめとするメロディーに乗って、オジサンとオバサンは青春にスイッチオン。「パイプライン」、「ダイヤモンドヘッド」、「京都の恋」から、「君といつまでも」、「長い髪の少女」、「思い出の渚」、「ジュリアにハートブレイク」と、止め処なく合唱と大合唱が続きました。西川和男君が、荒井(高臣)さん、久野(山田)前幹事長、鞆田現幹事長と「花の首飾り」を合唱したところで(写真)、次期幹事長が決定しました。西川君も、キョトンとしながらも、快諾してくれました。

 タイムスリップした同期会後半も、校歌斉唱でお開きとなりました。伴奏は、昨年に引き続き、久野(山田)さんです。いつも多角的に同期会をサポートしてくださり有難う、です。少数グループでの3次会も幾つかあったでしょう。記録担当も、黒ビールを一杯飲んでから帰路につきました。平成19年度の同期会は、9月に行われる「戸山祭」に合わせて開催する予定です。みなさん、また集まりましょう。  (保立和夫 記)


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