は、1年間ロンドンのナショナルシアターで多くの俳優や演出家と交流し、昨秋帰国しました。1月15日の朝日新聞夕刊で、留学の成果や、自らが主宰する「阿佐ヶ谷スパイダース」が上演する新作「アンチクロックワイズ(反時計回り)・ワンダーランド」についての思いを語っています。
留学については、
(1) 年明けからその年のクリスマス公演のワークショップを始めるなど、プロセス
への時間のかけ方が段違い
(2) もっとも刺激を受けたのは、創造性豊かな俳優たちの姿勢。正式に上演され
ない作品でも、議論を重ね、アイデアを繰り出すこと自体を楽しんでいた
(3) チケットを買い、劇場まで来て席につく。その時点で観客の想像力は最大限
になっている。幻想を受けいれる観客の力と作り手の思いがうまくつながれば、
演劇は世界の見方を変える力になる
東京での本公演は、25日から始まっており、2月14日が最終です。公演は、東京のあと広島、福岡、大阪、北海道、新潟、愛知の順で行われる予定です。
詳しい日程やチケット情報は、阿佐ヶ谷スパイダースの公式サイトで。
http://asagayaspiders.net/
なお、帰国後、俳優の常盤貴子と結婚し、ともに忙しい日々が続いていることも紹介しています。