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 今回も賑やかに新聞部OB・OG会(報告)

 
 去る10月23日(土)の昼過ぎ、10数年振りに都心の霞ヶ関官庁街を歩く私の心は複雑でした。1時から法曹会館で、還暦を迎えると参加資格のできる新聞部OB・OG会が開かれるというのです。今年お知らせを戴くまで、この「還暦以上OB・OG会」なるものの存在を全く知らなかった私は、他の多くの方々と同じように大変に驚きました。

 出かけては来たものの、40年以上お会いしていなくて、果たしてどなたがどなただか分かるかしら? ― しかし、受付で次々顔合わせる二級上、三級上の先輩方は、当方と同様、多少白髪が目立つようになっておられたものの、お話してみると40数年前の日々のまま。那須の合宿所や木造の狭い部室でしごかれた当時が、まざまざと甦って来るようでした。

 幹事の開会挨拶に続き、参加者最長老の昭和29年卒庄内さん発声による乾杯で歓談が始まりました。広々とした会場はビュッフェ方式ながら、卒業年次毎にテーブル席が設定され(これは今年からゆっくり歓談できるようにとの幹事さんの配慮らしい)、時間も例年の2時間より30分延長。出席者は昭和29年から44年までの計34名。40年卒の和歌山市長の大橋さんから、同市の特産品「生姜 丸しぼり わかやまジンジャーエール」の差し入れもあり、おおいに盛り上がったのでありました。

 40年卒の桑原さんがこれまでの幹事経験を生かして会進行の総監督を務められ、41年卒の油谷さん、42年卒の内御堂さんお二人の司会の下、年次毎に賑やかに近況報告がなされました。特に、36年卒の中嶋さんからは「戸山36会」の卒業50周年記念イベントとして、同年卒の長谷川さんのお嬢様で、世界的なチェリストである「長谷川陽子チェロ・リサイタル」を平成23年6月25日(土)2時から、新宿文化センターで開催するので、是非ご参加をという呼びかけがありました。最後に全員で記念写真を撮り、平成23年10月22日(第4土曜日)に再会を期して閉会しました。

 今回初めて参加し、先輩諸氏のスピーチに窺える前向きな姿勢に強い感銘を受けました。ライフワークを続け、国内外を旅行し、思索を深める―中国を旅行して日本の加害責任を考えたり、ネパールの支援活動を進めたり。長く教育裁判を闘っておられる方もいます。残された時間を大切に使うために、私もささやかでも今できることをしようと思ったのでした。
城北会 会員便り 新聞部OB会
 幹事として行き届いた心配りで会を盛り上げてくださった44年卒の北脇さん、萩原さんが、45年卒へのバトンタッチができるまで、来年の幹事も引き受けてくださることになりました。申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
                                      菊地真理子(昭43) 記
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