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戸山32年会“那須寮へ最後の修学旅行”(報告)

                                                  戸山32年会(同期会)
                                              代表幹事 船曳茂彦(昭32)

 同期会を毎年開催するようになってから40年近くが経ち、出席者も「初めて出席してみました」という方が殆ど現れなくなりましたが、一度は泊りがけで同期会を開いてみてはどうか、という意見もあって実行に移しました。
 どうせ行くなら所縁のあるところ・・・として「那須寮」を選びました。
 この歳になると、もうあと何回も泊りがけの旅行はできなくなるであろうから、「最後の修学旅行」と銘打って実施に踏み切りました。
 喜寿を祝う会場として相応しいかどうかは別として、懐かしく思う人、初めての人、様々な思いが交錯したようでした。何しろ現時点での那須寮運営をしている戸山高校校友会理事長(最高責任者)が同期の住田笛雄君であることも選択の背景の一つです。“最後の旅行”には打ってつけのタイミングかも知れません。
 会場の那須寮の手配は1年前からスタートし、やっとワンチャンスを生かすことが出来ました。学校行事としてのホームルーム合宿や、PTAによる「那須研」が続く中で、ぽっかりと空いた9月13日の日曜日に宿泊を決め試みました。
 毎年の同期会は新宿界隈で60名少々の集会を楽しんできましたが、1泊旅行となると果たして何人の参加が実現するだろうか?採算は合うか?等々危惧される事項ばかりでしたが、結果として当初の目論見通り39名(男28名、女11名)の参加を得て、大成功のうちに無事帰京しました。ニセコに夏の間滞在している山内君は、奥様の後押しを得て北海道往復、神戸在住の森田君も、京都在住の一松さんも遠路遥々、そして高崎在住の篠原君はわざわざ新宿まで出てきてくれて、みんなと一緒に・・・・この意気ごみが32年会の財産なのでしょうか。
 修学旅行というからには、大型バスを仕立てて・・・・となる訳ですが、納得する費用で赤字を出さないようにするにはどうするか?
戸山32会同期会 普通の旅行なら、旅行会社が取り仕切って、参加者は費用の納入だけで楽しめるのですが、手作りの旅行だとそうは行きません。新宿から乗り込む人、現地参加する人、帰りの便にだけ乗せてほしいという人・・・・雑魚寝スタイルではどうしても寝付けないのでビジネスホテルを手配してほしい・・・などなど、15通り位に分かれての精算金額と行動パターンとなってしまいました。
 バスの手配、食事の内容吟味(ケータリング会社)、酒類の持ち込み手配等々何から何まで自分達が采配を振るわねばなりませんでした。
 当日は13名〜14名ほどの幹事が手分けして、宴会場の設営、部屋割り、風呂当番、司会約、2次会設営、福引係、写真班、カラオケ、全体を見回る「警視総監」役をはじめ、翌日の観光引率責任者、ゴルフコンペ、囲碁の世話役、そして会計責任者・・・・・数えきれないほどの役割分担を皆さんが喜んでこなしてくれましたので、「楽しかった!」「またやろうよ!」という好評価になって返ってきた次第です。終始皆さんの笑顔が絶えなかったのが、強く印象に残りました。朝10時頃サロンバスに乗り込む時から、宴会時の座る席まで、くじ引きで座ってもらいましたので、入学以来初めてお話しする方ともおしゃべりが出来て、素晴らしい企画だったとのお褒めも戴きました。
 初日は、江戸時代には東京から川と船による流通で栄えた蔵の街栃木市に立ち寄り、山車会館と山本有三記ふるさと念館を巡り、併せて市内を流れる巴波川(うずまがわ)の畔の散策をしました。しかし前日までの豪雨による水害の被害の痕が生々しく、自然災害の恐ろしさを目の当たりにしました。
 翌日は、観光組とゴルフ組の半々に分かれて、夫々が楽しみ、同じバスで仲良く新宿へ戻って来ました。    
 取りあえずHP上で概略を報告しますが、来年の城北会誌には、参加者の感想を出来る限り多くの人に投稿して欲しいと考えています。(修学旅行のレポートとしましょうか。)
                                                       以上

戸山32会同期会
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