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2015年度 戸山高校29年卒傘寿記念同期会報告

(2015年10月20日:ハイアットリージェンシー東京・スカイルームの間)

 卒業してから61年の秋の好日、2015年度戸山高校29年卒傘寿記念同期会と銘うって開かれた会合には、齢80+/_αの紳士・淑女が68人が参集し、旧交を温め、互いの息災を喜び合い、或いは出席が叶わなかった友人達の消息を確かめ合う処となりました。
アメリカの詩人、サムエル・ウルマンの「青春」の一部に「青春とは人生のある期間を言うのではなく心の持ち方を言うのだ」「年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる」と言うのがありますが、外見は兎も角、出席者全員の楽しげに語り合う姿から老いを感じさせるものはなく、同窓・同期から来る絆の深さは何ものにも代え難い寶であるとの感を強くしました。
城北会 会員だより
 今年の幹事クラスはE組とF組でしたが、5月に持たれた最初の準備会議で、初めての試みとして高校時代の遠足、運動会、部活、修学旅行などの写真をスクリーンに投影し、往時を偲んでは如何?と言う案が出され、写真のパワー・ポイントによる編集、当日の司会・投影の任は山田義彦君にお願いしました。当プロジェクトの推進に当っては、石村君、庄内君、山田君等の幹事諸氏がホテルとの打ち合わせ、会場の確認、更にはプロジェクター機種の選定等、数度に及ぶ事前活動をしてくれています。尚、プロジェクターは昨年度繰り越し金の一部を使用して購入したもので、今後は城北会局に預け置き、必要に応じて利用できるようにする事になりました。
 司会・進行役を務めた吉沢君による過去1年間に鬼籍に入られた4人(西脇章君、加藤喜朗君、藤井伸亮君、原敢君)の冥福を祈る黙祷に始まった会は、野々瀬さんの開会の辞、庄内君による前年度会計報告及び深井財団への寄付に対する謝礼に引き続き、石村君の音頭による乾杯の後、歓談と食事に入りました。
城北会 会員だより
 歓談・食事も酣の頃、新規プロジェクトの写真投影があり、嬉しくも、恥ずかしくもある少年・少女時代の自分や友人達の姿を目にした出席者から笑い声も聞かれ、山田君の労作は好評を得る事ができたと思います。来年は参加者から「此れぞ!と思う写真の提供を受け、投影披露しては如何?」との提案もありました。
其の後、例年通り山田君による参加者全員による傘寿記念写真撮影があり、次いで次年度幹事紹介の運びとなりました。尚、写真の希望者へのパソコンによる電送、郵便による送付の勞は共に山田君がとってくれました。
 「来年も挙行!」の掛け声の後、石河さんの指揮による校歌斉唱、吉沢君による閉会の辞を以っておひらきになりましたが、滞りなく会が進行し終了し得たのは、偏に庄内君に負う処が大です。
 「生きている限りは青春だ!」の心意気で、来年も頑張りましょう。

付記事項:
1)本年度幹事:E組:朝倉、井上(八洲枝)、大矢、鴨田、野々瀬、吉沢
  F組:石村、越智、樋口、山田、幸村、米山
2)来年度幹事:G組:岡崎、菊池、黒木、坂倉
        H組:甲野、市村、斎藤、庄内、谷村、松川、山地
3)来年度同期会開催日:2016年10月20日に開催します。

                                        文責:幸村 泰(昭29)

城北会 会員だより
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