野本憲一氏(昭和40年卒)2019年ハンス・ベーテ賞の受賞決定!

toyama

 野本憲一氏はアメリカ物理学会の 2019 Hans A. Bethe Prize (2019年 ハンス・ベーテ賞)という賞を授与されることになりました。

 ハンス・ベーテは、太陽のエネルギー源が水素の核融合反応であることを最初に明らかにした業績で、1967年のノーベル物理学賞を授与された人です。

 ハンス・ベーテ賞は、宇宙物理と原子核物理の境界領域(天体核物理)の研究に対して与えられています。(年間1人 賞金1万ドル)野本氏の場合は、星の進化・超新星爆発や元素の起源の研究が評価されたようです。日本人初の受賞とのこと。

 10月23日にアメリカ物理学会から下記のように発表されました。
https://www.aps.org/programs/honors/prizes/bethe.cfm (英文)
 野本氏が所属している数物連携宇宙研究機構からも下記のように発表されました。
https://www.ipmu.jp/ja/20181024-Bethe
 受賞式は、来年4月にデンバーで開催されるアメリカ物理学会の期間中行われます。

広報委員会